スポンジ会計士の「かもしれない」日記

「かもしれない」という考え方で、楽になる。前向きになる。ちょっとだけ世界の見え方が変わる。

自分が悪影響だと思う人はただただそれを受け入れれば良いのかもしれない。

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「自分はなんか組織になじめていない気がする」

 

「自分は同じ舟に乗っていていいのだろうか」

 

会社で働いていたり、サークルで活動していたりすると、

 

そのように感じる人も多いと思う。

 

例えば、

皆、意識高く成長志向に満ち溢れて仕事をしているとき、

なんかあまりモチベーションが上がらない自分に自信を失ってしまう。自分を否定してしまう。

 

サークルで、みんなすごく楽しそうにコールをして飲んでいる中で、

それ自体が全然楽しくなく、自分の冷めた性格に失望してしまう。

 

など、組織になじめず従えず「辛い」なんて思った経験がある人が一定数いると思う。

 

でも、それって仕方のないことだと思う。

 

というのも、

この世の中は、なぜかはわからないが、

全てにおいてバランスを取ろう、と見えざる手が働くからだ。

 

学生生活を思い出すとわかるが、

文化祭や合唱祭になると、

すごい熱意をもって事前準備や練習に取り込む生徒がいる一方、

それに逆らうかのごとく、だりーという感じで全く協力しない、練習しない、参加しない人が必ずいる。

 

サークルでもそうだ。

合宿をする、飲み会をする、と決まると、自ら率先して企画してみんなを楽しませようと頑張る人がいる一方、

出欠メールに全然返信しなかったり、当日ドタキャン、下手したら連絡なしにバックれる人もいる。

 

それは会社でも変わらない。

平日、休日関係なく、朝も昼も夜も関係なく、仕事にのめりこんで、

「みんなで成長していこう、みんなで成果だしてこうぜ」という人がいると、

必ずそれに反旗をひるがえして不満を言って辞めたり、心身の体調を崩して会社に来なくなったりする人が必ずいる。

会議で積極的に発言する人もいれば、それと同程度に話す頻度が少ない人がいる。

 

 

一見、こう羅列してみると、

協力しない人、参加しない人、辞める人、体調を崩す人、会議で発言しない人

が悪い人に見える。

 

だが、じゃあそうなのか、というとそうでもないことが多いように思う。

 

その人がすべての場面でそうかというとそうでもなく、

ある場面では確かにそうだが、他の場面でモチベーション高く楽しそうにしていたり、

仕事や勉学に打ち込んで成果を出したりしている。

 

つまり、このようにある事象の中でプラス面の何かとマイナス面の何かも生じてしまうのは、

個人(個々)の問題ではなく、組織(全体)で起きうる避けられないことなのだ。

 

だから、もし

自分が今の組織のプラス面にはおらず、マイナス面に立っていて、

そんな自分を否定してしまっているのなら、

それは間違いなのかもしれない。

 

なぜなら、組織で絶対起きる事象のマイナス面を無意識的に買って出ているだけに過ぎないからだ。

その役割を自然と担っていて、果たしているだけだからだ。

そんな自分をただただ受け入れれば良いのではないだろうか。

 

また、よく一般的に

何か組織で問題が起きると、

そのマイナス要因を排除したり、減少させたりしようとする動きが見られると思うが、

これはもしかしたら過剰反応なのかもしれない。

組織としても、ただただマイナス要因を受け入れる、というのだけすればよいのかもしれない。

 

さらに、個人の中でも、何か問題が起きると、

自分のダメなところや短所を隠したり、矯正したりしようとする。

しかし、これももしかしたらそんな悪い面をただただ受け入れればよいのかもしれない。

 

おそらく、

悪いところ、マイナスなところをどんなに隠したり、排除しても、

世の中の原則で、バランスを取ろうと、またどっからか悪い要素が出てくるのだから、

それを隠そう、排除しようとする労力はほぼ無駄になってしまう。

 

 

真の意味で、組織や自己の価値を高めるためには、

良い面だけでなく悪い面もただただ受け入れることで、

世の中の背後にいる「何か」が取ろうとするバランスを最初から取ってしまうことが、

最も近道なのかもしれない。

 

昔の哲学者や宗教家が良く言っていた「中庸」とかは、

もしかしたらこういう意味を含んでいるのかもしれない。

 

今日は、自分が組織や自分自身に悪い影響を与えていると感じたら、

それをただただ受け入れて、バランスを取るための一助になっている、

と捉えて中庸に生きると、少しは楽かもしれないですね、というお話でした。

 

ありがとうございました。

 

 

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