スポンジ会計士の「かもしれない」日記

「かもしれない」という考え方で、楽になる。前向きになる。ちょっとだけ世界の見え方が変わる。

長続きしたい人は逃げれば良いのかもしれない。

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自分は今のITベンチャーに入社してすぐ、

「絶対ここで通用しない。。」

というくらいの数々の衝撃を受け、

「自分はこんな優秀な人ばかりの会社に居て良い存在なのか」

というのを悩み続けてきた。

今でもそういうときはある。

 


だが、一方で、

僕が入社した当初、僕が配属された管理部には僕以外でメンバーが4名いたが、

もういまや1名しか残っていない。

 

管理部の正社員というくくりでいえば、

僕は現存する最古の正社員になっている。


正直、いなくなった3名の方が、

会社とのカルチャーマッチ感ははるかに高かった。

 

逆に僕は入社して早々、

干からびた骸骨のように負のオーラを放ち、いつ辞めるのか。。

というのが客観的に見た状態だっただろうと思う。

 

なのに、なぜその3名と違って、僕はいまだに居るのだろうか。。

 
色々考えたが、3人との違いは、

「逃げ続けた」

ということにあるのかもしれないと思った。

 

そうだ、ぼくはひたすら逃げ続けた。


というと、

「いや、なんだかんだ向き合ってきたから残ってるんじゃないの?」

と励ましてくれる方もいるかもしれないが、

 

向き合ってきたなんてとんでもない。

 

「ちょい逃げ」をし続けたことで長続きしているだけだ。

 

 

僕の例でいえば、

 

僕の会社は、善い会社だ。

仕事という観点でも善くあろうとする。

人間という観点でも善くあろうとする。


そんな善い会社って一見働きやすいようで、実はけっこう辛い。


人間弱いので、善くなくなり(=悪くなり)たくなるときもある。

しかし、会社やメンバーは善くあろうとし続けている。


そのギャップを痛感し罪悪感を感じるから、けっこう辛い笑
 

 

このような状況で生まれる、
周囲が頑張っているのにそれができなさそうな自分への劣等感、罪悪感というのは、
普段はなんとかやり過ごせる疲労、責任、プレッシャーなど

びっくりするほどしんどくなる。

 

これってけっこう多くの会社や組織で起きているんじゃないかなと思う。

 


そんな状況に追い込まれたとき、

僕は「ちょい逃げ」をしてきた。

 


通常の精神状態なら無理して出勤することができるような風邪のだるさも、

「もう無理だ・・・」

と心が折れて休んだり、

あまりの責任とプレッシャーに押しつぶされそうなときは、早く帰ったりした。

 


強い人間は、この「ちょい逃げ」を否定するかもしれない。

さぼってるだけじゃないか?

そんな意識低くてどうするの?

というかもしれない。


でも、弱い人間からすれば、

知るか!逃げないとやってられないんだよ!

とこっそり叫びたいです。


そういう風に「ちょい逃げ」で2,3日を回復を図る時間に充てると、

意外とその後はポジティブになっていて、後々のパフォーマンスの向上につながったりする。


実際、そうしてきた僕は、

IPOという変化の荒波を

管理部として乗り越えてきた最古の正社員になっているわけだから、

あながちこの戦術も間違っていないのではないかと最近思ってきた。


きっと、この厳しい現代社会では、

逃げ出したくなるような責任感、プレッシャー、疲弊、不平等、挫折

が腐るほどあり、

それに打ち勝っていくライオンたちを見ながら苦しんでいるシマウマがたくさんいると思う。

 

そんなシマウマは、とりあえず試しに

ちょっと逃げてみる

というライオンたちとは違う戦術で挑むと、

意外とその後頑張ろうという活力がわいてきて、

厳しいサバンナで気づいたら長生きしていた…!

なんてこともあるかもしれないです。

 

というわけで、

今日は、(特に弱い人が)長続きするためには?でした。

 

ありがとうございました。

 

 

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<その他の記事(抜粋)>

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