できるって、その人自身がすごいわけではないのかもしれない。

この社会はとても厳しいです。

まず、良い大学に行ってないと、大企業などのすごい会社は内定を出してくれません。

また、うちは学歴フィルターとかないですよ～、と言い切る会社も

２０歳過ぎたばかりの人に対して、けっこうハイレベルな考える力や想像力、将来への明確なビジョンを求め、

そうじゃない人は、それまでだねwと切り捨てます。

できる人は生きやすいです。

でも、できない人はずっとできないままです。辛いです。

日本全体でみると、その仕組みはもったいないなーと思ったりもします

　
たぶんですが、

できない人の中にも何かをきっかけにそこそこマシになる人がいます。

僕とかそうです。

たまたま出会った予備校のチューターの助言で有名大学にいけました。

偶然出会った会計士が教えてくれた勉強方法で会計士試験に受かりました。

気分で始めた転職活動でたまたま内定が出た会社に、
たくさんの超サイヤ人がいて、色々勉強させてもらうことができています。

　
運がよかったおかげで、なんとかなりましたが、

たぶん普通の運だったら、

本当にしょうもない、勉強・仕事が全然できない社会人になっていたと思います。

　
恐らく僕と同じような機会や出会いに恵まれさえすれば、

今歩んでる人生が少しマシになったり、
下手したら比較にならないほど輝ける人って
世の中に腐るほどいるんだろうな。。

世間は良く、

「自分で成長しろ！自ら行動しろ！自分で未来を考えろ！」

なんて言いますが、

そもそも、
「俺は自力でできるようになった！」って思っている人も、

大半はたまたま良い家庭に生まれたり、良い出会いや出来事があったりしたから、

ベースの能力やスタンスが身についてできるようになったわけで、

自力でそこまでなれたわけじゃないと思うんです。

たまたま環境に恵まれてできないからできるへ変われただけだと思うんです。
　

なので、

自分が

「こいつなんでこんなことできねえの？俺はできるのに」

と調子に乗ってしまったりイライラしたりしたときに、

「いや、お前も周りの人とか環境のおかげでできるようになっただけで、全然すごくないからね・・・見下したりイライラしたりするのは器小さいというか、本当恥ずかしいことだよ」

と自分自身に突っ込めるようになりたいですね。

以上、今回はこの辺で。

ありがとうございました。

スポンジ会計士の「かもしれない」日記