スポンジ会計士の「かもしれない」日記

「かもしれない」という考え方で、楽になる。前向きになる。ちょっとだけ世界の見え方が変わる。

インプット→アウトプットというより、アウトプット→インプットなのかもしれない。

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インプット、アウトプットという言葉を覚えたのは受験勉強に勤しんだ中学生のときでしょうか。

そのときは、

まず

教科書を暗記(インプット)して、覚えるべきことを覚えたら、一問一答やテストを解いて(アウトプットをして)、自分のものにしていけ

と習いました。

 

すごく理にかなっていたと思うし、僕はそれが得意でした。

 

しかし、実際のビジネス社会ではそれがなぜかうまくいきませんでした。

 

例えば、就職前に自己啓発本を読み、
「なるほど。確かにそーゆーもんなのかもしれない(インプット)。やってみよう!(アウトプットの決意)」
となりましたが、

 

実際にそれをやろうとすると、どーも長続きしないし、

そもそもインプットしたものをどうやって使えばいいのかよくわからない場面に出くわしたりしてうまくいかず、困惑してしまいました。

 

専門書もそうです。

僕は会計士試験に合格し就職する前に、

よく会計の専門書を読んでいました。

 

専門書は体系だってわかりやすくまとめてあります。

「ふむふむ、確かに会計士試験でこんな論点あったな(インプット)、実際に働きだしたらそれを頭においてやってみよう!(アウトプットの決意)」

と思いはするんですが、

 

意外と実務でピンポイントでその知識が出てくることもなく、

間と間をつくような微妙な論点が出てきたときには、よくわかんねえなーと困惑してしまいました。

 

そんなこんなで、よーわからんなーと思っていた矢先、今のITベンチャーに転職しました。

すると、自分の持つ時間を全てアウトプットに割くようになりました。

めちゃくちゃ忙しくてアウトプットしかできなかったんですね。

 

そんなして、1年半くらいアウトプットしまくる生活を送ってきましたが、

最近よーやく落ち着いてきたので、久しぶりにインプットに多くの時間を割いてます。

 

すると、どーでしょ。

「あれ?なんかめちゃくちゃ自分のなかにインプットが染み込んできてんな!しかも抽象化されて入ってくるな!すげえ!」ってなったんですよね。

 

具体的にいうと、

自己啓発本、専門書でインプット

「あれ、この本でこー言ってるのって、

あのときのあの経験で俺があー思ったときとかぶるな!

あ、そいえばあのとき辛かったあれもなんか似てんな!

つまりはこの本が言ってるこれはもしかしてこーゆーことなのか?

そーだよね!そう考えると、あのときこういう風にあの人が動いてたのも説明できる!

すげえ!やっぱそーゆーことだよね!」

 

インプットが自分の経験に裏付けられて、すごく腑に落ちてくるんですよ。

しかも様々な経験とそのインプットを照らしていくと、

これまでの様々な経験で感じていた何かがそのインプットと一緒に抽象化されて自分に定着していくんですよね。

 

まあだから、

若い人とか何かを新しく学びたい人って、

本とか読んでインプットを最初にするより、

まず先にとにかく実際に手動かしてアウトプットしまくって、たくさん経験してみることが大事なんじゃないかなと。

その後インプットした方が、自分の身になるのが早かったり深かったりするのかもしれないです。

 

今回はそんなインプットとアウトプットの関係性についてでした。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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